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作業療法学科 Occupational Therapy
整った環境の中で、社会的ニーズの高まる作業療法士に必要な 高度な知識と臨床力を持った質の高い作業療法士を養成します。
作業療法士
「作業とは」、歩行・食事・排泄・更衣・入浴などの日常生活、労働や趣味や遊び、創造活動など、人が人として生きていくのに必要な、あらゆる活動の事を言います。 作業療法は、乳幼児から高齢者を対象に、身体や精神に良い影響を与える日常生活の動作や仕事などの作業活動に働きかけを行い、自立生活の実現を支援します。 これには、心身の構造や機能、疾病、作業活動などに関する知識・技術の修得が求められます。また、社会人、医療人としての姿勢や態度を身につける事が必要です。3年間の講義と学内・外での豊富な実習により作業療法の過程を学び、質の高い作業療法士を育成します
作業療法(Occupational Therapy:OT)は、身体に障がいがある人々に治療を行う「身体障害領域」と精神に障がいがある人々に治療を行う「精神科領域」に分けられますが、卒業して国家試験に合格した場合、両方の分野で作業療法士として働く資格を得ることができます。 身体障害領域における作業療法は、小児から高齢者までの患者さんに対して、家庭で毎日行わなければならない日常生活活動(歩行、食事動作、排泄動作、更衣動作、入浴動作など)の訓練を主として行います。日本の生活様式は欧米と比べて障がい者にはかなり不便ですので、畳からの立ち上がりや移動の方法も作業療法士が訓練を担当します。また、筋力の強化や麻痺の改善、認知機能の向上などを目指して作業課題(輪投げ、バランス練習、パソコン訓練、手工芸など)を患者さんに提供します。作業課題は患者さんが行うことであり、芸術性を求めているのではないため、不器用であったとしても作業療法士になることには何ら問題はありません。日常生活活動の訓練を行い、高齢者や障がい者の自立を援助するという意味では、応用的動作を扱う職種と言っても過言ではありません。 精神科領域における作業療法は、統合失調症や躁うつ病などの患者さんに対して精神機能の改善と社会的生活能力の向上を促します。作業課題を通じて精神的安定を図り、社会的生活技能訓練によって社会生活での自立を支援します。 よりよい治療を提供するために、作業療法士には、身体の構造や機能、疾病、作業活動などに関する知識・技術の習得が求められます。また、社会人、医療人としての姿勢や態度を身につけることが必要です。3年間の講義と学内・外での豊富な実習により作業療法の過程を学び、質の高い作業療法士を目指します。
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